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先日、ホームセンターで、まだ蕾だったヒヤシンスを買いました。
白・紫・黄・桃・赤、どの色にしようかと、花の前でさんざん悩み
一緒に眺めていた見知らぬお婆ちゃんとも、言葉を交わして
二人で悩む悩む・・・
「ピンク…も華やかでいいんだけどねぇ~」
「紫も落ち着いてていい感じですよ」
花と向かい合って、見知らぬ方との短い会話。
ちょっと心が温かくなります。
ほんの数分、互いに悩んで遠慮がちにアドバイスして…
「じゃあ私はピンクと赤にするわね、ありがとう」
そう言ってお婆ちゃんは二鉢連れて帰りました。
それから更に5分程、悩んだ挙句、私は白を選びました。
ダークな私でも、新年からは真っ白な心で始めたいから(泣)
白い花を見るといつも思い出す、「ベルサイユのばら」の
エピローグ。
獄中のアントワネットが化粧紙で薔薇を作り、彼女の身の回りの
世話をしていたロザリーに
「オスカルの好きな色に染めて…」とその薔薇を託します。
それから数年後、革命を乗り越えたかつての仲間とロザリーが再会。
大切に持ってた化粧紙の薔薇、かつてあれほど慕っていた
オスカルの好きな色さえ分からない…と嘆くロザリー。
「オスカルはわからないが・・・アンドレだったら、きっと
白がいい!って 言うだろうな」
そんな言葉を仲間から言われ、暗く塞ぎ込んでいたロザリーの顔から
ふと笑みがこぼれるシーン。
主役陣が壮絶な死を遂げた後の、唯一心が綻ぶ情景でした。
ヒヤシンス(白)の花言葉
悲哀 心静かな愛・・・オスカル様ぁ~(;´Д`)
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