「きれいな花にはトゲがある」

美しい物に近づくには気を付けた方が良いよ

うっかり　うっとり　近づいてしまったら

きっと痛い目に逢ってしまうから

きれいな花のトゲトゲは　目に見えるからまだいいよ

人間なんか　見た目がきれいだろうが汚かろうが

トゲトゲだらけだよ

夫婦だって　恋人だって　友だちだって

仲良さげに見えてもね　腹の中では何を考えてるんだか　

ちーっともわからないんだから

無理をしていた自分がいた

何も出来ないと、他人から馬鹿にされてしまう…と

怯える自分だった

あぁ、なんて小さいのだろう

優秀な別の自分を装うとしていたのだ

無理をしてまで世間に同調なんかやめよう

私は私

等身大の自分のまま　

自分に出来ることを　ただひたむきに　精一杯に　

取り組む事が、一番大切な事なのです

悲しみが時に光を奪うけれど

決して目を背けることなく

逃げずに突き進んで行ってみよう。

きっと越えて行けると信じて。

な?

人と人とが関わって生きていく限り
避けて通る事が出来ない「ヤマアラシのジレンマ」
お互いが痛みを分かり合い
初めて気付く相手のあたたかさ。

「ヤマアラシのジレンマ」というのは・・・

寒さの中、二匹のヤマアラシが温め合おうと近づきます。
しかし、近づきすぎるとお互いの体の針が相手に刺さってしまう。
かといって離れると寒くなる。
二匹は近付いたり離れたりを繰り返して
ようやくお互いが傷付かず、寒くもない距離を見つける。

人とのお付き合いの中で
傷付きたくない、傷付けたくないという思いがあり
親密になりたいと思う以上に
それによって自分が傷付く、
または自分が相手を傷付けるかも知れない
という複雑な気持ちが生じます。
棘の痛みを経験する前に
ジレンマを感じてしまうわけですね。
私はいつも踏み込み過ぎて、相手を傷付け
居心地が悪くなり、離れてしまうと
友人とは疎遠になり、以降の関係が保てなくなってしまうのです。

相手の針の長さをよく考えて、近付いたり遠ざかったり
時には傷ついたり寒くなったりを経験して、
適度な距離感を掴める様になることが
良いお付き合いを続けて行くコツなのでしょうか。

人ひとりが幸せになるか、不幸になるかは

そばにいる人の　ちょっとした

やさしい言葉だったりすると思います。
 
 やさしい言葉は
 
たとえ簡単な言葉でも

ずっとずっと心にこだまします。