昔、私が子どもだった頃
家に白いうさぎが居ました。
日本白色種だったでしょうか、白い体に赤い目の。
私が餌を与える約束で、親がどこからかもらってきたうさぎ。
遊びに夢中になって、私が餌やりを忘れがちになっていたら
呆れた母が、うさぎをよそのおじさんにあげちゃった・・・
名前も付けなかった可哀想なうさぎ、ごめん。
おじさん、うさぎの両耳を片手で掴んで
ぷらんぷらんと持ってっちゃった。
幼いながらに、「きっとあの子は食べられちゃうんだ」
とか思って、初めて罪悪感というものを感じたのです。
だから、あの時のうさぎの分まで
精一杯の愛情を 今のうさぎに注いでいます。
ごめんね。
ごめんね。
ごめんなさい。
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